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■アトピーとは? アトピー(アトピー性皮膚炎)とは、長期に渡って、かゆみの強い湿疹が良くなったり悪くなったりが繰り返し起こる病気のことです。 「アトピー性皮膚炎」という病名は、ギリシャ語で『原因不明』とか『不思議な』皮膚炎という意味があります。 1960年にアメリカのザルツバーガーが日本にはじめてアトピー性皮膚炎を紹介しました。 当初、乳幼児など子供に多い病気だと言われていましたが、近年、大人の発症例が多数出ているそうです。 アトピー性皮膚炎にかかると、かゆみに悩まされるため精神的ストレスを感じる場合が多く、社会生活にも影響が出てしまうケースもあります。 アトピーによって、社会生活に影響がでてしまう成人が多くなってきたため、アトピーは社会問題になりつつあります。

決定版 専門医がやさしく語るアトピー性皮膚炎

決定版 専門医がやさしく語るアトピー性皮膚炎 人気ランキング : 133243位
定価 : \1,995
販売元 :暮しの手帖社
発売日 : 2001/11/01
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : \1,995

新鮮味はない

ここのレビューで絶賛されていたので読んでみたが、さほどでもないという印象。自ら進んでいろんな本に手を伸ばしているアトピーっ子であれば概ね既存の知識であろうと思われるものばかりなので、あまり新鮮味はない。

しかし書かれている内容はどれも、これから本気でアトピーと向き合うつもりなら知っておいて当たり前と思われることが書かれているので、最初の1冊目、何を買って読んでみるかを悩んでいるようなタイプの方なら、まずこの本を読むのはいいかもしれない。

この本よりもむしろ私は、川島眞(この本の監修者の一人)の別の著書「アトピー性皮膚炎がよくわかる本」の方がオススメだ。そっちの方がすぐ役に立つし、すぐ使えるし、より実践的な内容になっている。

そんなこの本だが、読んでいてふと心を打たれた箇所がある。

「患者の何を基準に、アトピーが重いとか軽いとかいう判断をするのか」という部分の記述である。
“痒み”は客観的に判断できないから、重症度の基準にはならない。確かにそうなのだ。医者は皮膚の状態を見るしか手だてが無いのだ。
しかしアトピー患者の最大の敵が“痒み”なのだ。

もし、「見た目はボロボロだが、全く痒くはないアトピー」と、「見た目はツルツルだが、気が狂わんばかりに痒いアトピー」、どちらか選ばなければならないとしたら、私は迷わず「痒くない方」を選ぶ。
この本を読みながらふとそんなことを考えた。

よみやすくわかりやすい。

本書は、皮膚学会でかかれたものであるが、大判で文字も大きく読みやすいし、とてもわかりやすく書かれている点が非常に優れている。

内容も、ある意味で同業者である医師に対して間違っているというように誤りは誤りと正直に書いている。そして、これがベストだ絶対痒みがなくなるという嘘をつかず、正直にこの病気はコントロールする病気なのですよと今までのアトピー皮膚炎に対する患者の捕らえ方を修正してくれる。特に子供のアトピーに悩む人々は、なにはさておき、まず本書を読んでみるべきであろう。その後でいろいろなアトピー本を読むもよし。でも順番を間違えないように。

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